はじめに
社内イベントや発表会、ウェディング二次会など「とにかく映える場」を求める声が高まる中、料理だけでなくテーブル装飾や写真映えの仕掛けまでトータルで頼める“おしゃれケータリング”が注目されています。本稿では、SNS時代に伸びるその理由から、従来型ケータリングとの違い、失敗しない業者選びの手順、東京エリアの価格相場、そして盛り上げ演出のアイデアまでを総まとめ。最後に編集部おすすめのサービスと、よくある疑問への回答を掲載しました。この記事一つで、映えるケータリング準備の全体像がつかめます。
1. いま改めて問う「おしゃれケータリング」とは
Instagramのハッシュタグ「#ケータリング」の投稿数は過去5年間で約2倍に増加。オンライン配信後のリアル懇親会や多様な食文化への対応などの要因が重なり、“見せるケータリング”の需要は右肩上がりです。特に都内では、ヴィーガンやハラル、グルテンフリーをまとめて手配できるワンストップ型が法人担当者から支持を獲得。企画担当者が気にするのは「映え・手間・多様性」を同時に満たせるかどうか――これが新潮流と言えます。
背景をひもとくと、① SNSでの拡散価値向上、② ハイブリッドイベント一般化による“設営丸投げ”ニーズ、③ 企業のD&I推進による宗教・アレルギー配慮必須化という3要素が大きいと言えるでしょう。
2. 従来型との3大ギャップ
比較項目 | 従来型 | おしゃれ型 |
---|---|---|
料理 | 大皿取り分け | フィンガーフード・グラス前菜中心 |
テーブル | 銀トレイ一色 | 木箱・花・キャンドルで高さと奥行き |
追加演出 | なし | ロゴピック・ネオンサイン・動画投影 |
大皿から各自が取り分ける昔ながらの形式では、カメラを向けた瞬間に“野暮ったさ”が出てしまいます。一方、おしゃれ型は片手で持てる一口サイズが主流。立体ディスプレイと照明効果で、シャッターを切るたびSNSに映える画が生まれます。
3. 失敗しない選び方5ステップ
- テーマ設定 – コーポレートカラーや周年テーマを再現できるか事例写真で確認。
- 料理形態 – フォーク一つで食べられるか。ナイフ必須のメイン料理のみだと交流が滞りがち。
- 装飾範囲 – 花・キャンドルなどが基本料金に含まれるか。見積もりは内訳提示が理想。
- 追加演出 – ロゴ入りピックやネオンサイン、カクテルバーなどの有無と追加費用。
- 見積明細 – 料理/装飾/人件費が分けて提示されているか。撤収作業が別料金かどうかも要確認。
この5項目を押さえれば、後から「そんなオプション聞いていない!」というトラブルを避けられます。上級者は「搬入経路と電源容量」を事前チェックするのもポイント。
4. 東京エリアの価格感
- ライトデコプラン:4,000〜5,000円/人 ‐ フィンガーフード10品+ミニ装飾(20名〜)
- スタンダードデコプラン:6,000〜7,000円/人 ‐ 花・キャンドル・ドリンクサーバー+温製料理2品
- プレミアムブランディング:9,000円〜/人 ‐ ロゴピック・ネオンサイン・動画演出まで含むフルサービス
写真映えと運営工数削減を考えれば、コストパフォーマンスは十分に見合います。
5. “映え”を加速させる演出アイデア
- 周年記念:コーポレートカラー3色の手毬寿司+ロゴマカロン
- 新商品発表会:主役果実を使ったグラス前菜+バルーン装飾で世界観統一
- ウェディング二次会:押し花レモネードバー+ドライフラワーでボヘミアンテイスト
ポイントは「テーマカラー」「立体感」「ワンハンド」の3要素リンク。ゲストが自然とスマホを向けたくなる“撮りたくなる導線”を意識しましょう。
6. おしゃれ度セルフチェック
下記5項目で3つ以上○なら映え度合格!
- □ 料理に3色以上使っている
- □ 高さ違いのスタンドで立体感を演出
- □ メニューカードやハッシュタグ札がある
- □ 温かい料理用の保温器具を設置
- □ 撤収までスタッフが常駐
7. 編集部が推す〈en catering〉の和モダン演出
- 手毬寿司×しゃぶしゃぶを中心に“和モダン”を追求
- 花・木箱・キャンドルを追加料なしでレンタル
- プロカメラマン+15,000円、照明+8,000円と撮影OPも手頃
- ヴィーガン3品、ハラル2品を標準プランに組み込み
- 最低発注額10万円、設営60分・撤収40分
予約は公式LINEから簡単。担当プランナーが24時間以内にレイアウト案を提案してくれるので安心です。
8. よくある質問Q&A
Q. 料理が冷めない?
A. ホットショーケースとIH保温鍋で適温をキープします。
Q. 片付けは自分で?
A. 撤収までスタッフが行うため幹事はノータッチでOK。
Q. 学校講堂でも利用できる?
A. 火器を使わないフィンガーフード主体なら搬入条件を満たせます。
9. 当日の流れタイムライン例(50名・18:00開宴)
- 16:30 搬入開始/装飾設置
- 17:15 料理レイアウト完了/照明チェック
- 17:45 最終温度確認
- 18:00 開宴・乾杯
- 19:30 デザートゾーンへ移行
- 20:00 クロージング&集合写真
- 20:10 撤収開始
- 20:50 撤収完了・原状復帰
タイムラインを共有しておくと会場側との連携ミスを防げます。
10. 幹事になる人へのひと言
おしゃれケータリングは“高い”という先入観を捨ててください。食材・装飾・人件費を別々に外注すると合計コストが跳ね上がる場合もあります。プロに一括依頼すれば、搬入許可書作成やゴミ処理まですべて任せられるので、担当者は企画や集客に集中可能。賢く活用して、記憶にもタイムラインにも残るイベントを実現しましょう。
まとめ
“おしゃれケータリング”成功の鍵は①テーマ統一 ②立体テーブル ③ワンストップ体制。事前の5ステップチェックとセルフ検査表を押さえれば、初めての幹事でも失敗しません。迷ったら和モダン演出と装飾レンタル込みで話題の〈en catering〉にまず相談を。検索は「ケータリング おしゃれ 東京」で!